水面に猶予う貴女達の面影探して
星になった貴女達への想いは
静かに時を流していった
凍えていく貴女の手を握れなった事と
別れ際の貴女の最後の微笑みを
綺麗に抱き締められなくて
(二人は違う時間軸の中で輝いて)
(私は個々の時間軸の中で泣き叫ぶ)
流した泪の重みさえ
今の物言えぬ貴女達には
どうしようもなく届かなく
腕に流した想いの水は
何時までも何処までも流れが止まらず
貴女達と言う受け皿を
今もずっと探してる
(あわよくば私がそちらへ行きましょうか?)
例えそれが
幾星霜の月日を浪費しても
貴女達に届けたい気持ちは
擦れる事なく光り続けて
涅槃の扉で止まっても
あの時 私が手を握れたなら
あの時 私が歩みを止めたなら
後悔とか懺悔とか
そういう詭弁は今は捨てて
貴女達の元に走りたい衝動だけが
真実で
泪狂わし 心狂わし
過去へ連環するこの気持ち
昇華しきれなくて
ただ
星になった貴女達への想いは
静かに時だけを
流していった