わたし 何も 知らない
孤独なんて 知らない
孤独の反対語なんて 知らない
人間の 本能 それすら
知らない
ただの 人間に 憧れて
喜怒哀楽 学んで 生きてきたけど
やはり 何も 掴めなくて
ただ 生きて
命 ある限り 生きて
そして 同じ世界で 回って
回って 同じ場所に 戻って
何も 知らないほうが
きっと幸せなのか と
少し 思ってみたり
本当は不幸せなのか と
自問自答 してみるけれど
やはり
わたし 何も 知らない
孤独なんて 知らない
孤独の反対語なんて 知らない
きっと 知らなくても
どうにかして
わたし 生きて
これからも 生き続けて
結局は 人間の 全て
解らないまま 生きて
生き抜いて
最後は 何かの 運命共同体
それに纏められて
きっと 生き続けるの
かもしれないと 少しばかり
屈折していく 脳髄が
語りかけて くるばかり
わたし 何も 知らない
孤独なんて 知らない
孤独の反対語なんて 知らない
人間の 本能 それすら
知らない
わたし は 誰ですか
わたし は 誰ですか
孤独よりも
孤独の反対語よりも
それ 先に 知りたいと
今少し 思いました
今少し 思いました
今少し 思いました
わたし は 誰ですか