一式戦闘機 「隼」 研究所 The Japanes Army Type 1 Fighter Hayabusa
(Ki-43 Oscar) Research Laboratory. 一式戦闘機取扱 The Japanes Army Type 1Pilot's Notes |
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手持ち資料(オリジナル)一式戦闘機取扱の参考及びホーカーハリケーン、スピットファイヤーパイロットノートより。一式戦は1942年12月。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■パイロット・マニュアルについて 上記の写真は南方戦線(マレー・シンガポール・パレンバン・ジャワ ・ビルマ)で活躍した機種のパイロット・マニュアルです。左からホーカーハリケーン、一式戦闘機「隼」、スパーマリン スピットファイヤーとなります。 なお、サイズなのですが、隼のマニュアルについては縦10cm。ホーカハリケーンは縦20cmですから隼の2倍のサイズになります。このサイズ比は欧米人より日本人の飛行服が小さいからというわけではなく(当時の日本人の平均身長は165cmでした。)、当時の日本陸軍の紙事情は悪く、現存しているものも孔版(いわるゆガリ刷り)のものが多く、大きさも材料の節約的な所がり小型本がほとんどです。 ■一式戦闘機「隼」のパイロットマニュアルについて 現存する隼のパイロット・マニュアルは、多くなく上記の「一式戦闘機取扱の参考」以外には「飛行機操縦教程別冊 一式戦闘機(ニ型)操縦法」、「キ43操縦の参考」(防衛研究所図書館所蔵)があります。 これらの内容は隼の起動シーケンスや離着陸、飛行方法、操縦上の諸注意がテキストのみ記載されております。上記のホーカーハリケーンやスーパーマリン スピットファイアのパイロットノートは巻末に操縦席の写真が番号とともに表示されており、当該機種に不慣れなパイロットに参照の利便性を図っています。 ■パイロット・マニュアルの記載事項 中身については本章のサブである(1)始動〜滑走、(2)離陸〜着陸に一部を掲載しておりますのでご覧下さい。なお、上記他のパイロット・マニュアルについては目次を掲載しましたので比較してみて下さい。ネタ本は明野で作られた本をベースに作成されているようで、本の大きさはどれも約10cm四方の小型本。パイロットのポケットに入る大きさになっています。 (1) 一式戦闘機(ニ型)操縦法 小型本で総ページは34頁。必要最小限のことを最小限に記載しています。
(2) キ43操縦の参考 ページ数が60頁あり、内容も充実しているようです。内容は未確認です。
(3) 一式戦闘機取扱の参考 ベージ数が37頁あり、孔版。内容は実戦向けにポイントが記載してあります。
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